49BALLの2nd FULL ALBAMが約2年の歳月を経てここに完成!前回より更にそのポップさに磨きを掛けて彼らがかえってきた!
今回は彼らのルーツとなるアメリカ西海岸のメロディックパンクの音楽への多大なる影響を基盤に、HIPHOPグループとの見事なコラボレーションや、サーフミュージック、スケートミュージック等、自分達が影響を受けた音楽を独自に解釈し、そして消化した最高のアルバムと言えるだろう!
持ち前のポップセンスと楽曲のシンプルさや、コーラスでのシンガロングするスタイルは、前作同様彼らの持ち味として更に際立っていると言える。
彼らの音楽は、いつでもリスナーやオーディエンス側の立場で作られており、耳を飽きさせずいつまでも聴けるような裏切らない内容となっている!
結成から4年、度重なるメンバーチェンジを経て現在のスリーピースと言う最低限のメンバー構成となった現在、彼ら3人の幅広い音楽性を随所にて垣間見れるこの作品は、あらゆるジャンルがはびこる昨今の音楽シーンにおいて、普遍的とも言える『シンプルイズベスト』と言うスタイルを貫き通し逆に言えば全く新しい音楽スタイルとして聞こえる事は間違いないだろう!
数々のトップアーティストとの共演や、ジャンルを飛び越えてのイベント出演やツアーの日々。
様々な人との出会いや別れを経験し、そこで大切なものを得て学んできた彼らの成長がこのアルバムを通して垣間見られるはずだ!
アルバム名【PERFECT WORLD】の意味。
あらゆる世界や時間において、完璧と言うものは存在し得ないと言われている。だが、人間はいつの時代もその完璧を追い求めて後悔や苦悩や挫折を繰り返す。
完全や完璧というゴールの見えないものを追い求めながら成長する人間の姿をポップでメロウな曲調に載せ、全編にわたり描き出している。
曖昧な完璧を追い求め、目の前にある大切なものを見失うなら、今を楽しく生きて希望の光を胸に宿そうと言う前向きな意味が込められている。
そして、友情や愛情、努力なんて言葉は現在じゃもはや死語かもしれない、いくらカッコ悪くても自分自身のペースで自分らしい生き方をすれば、それこそが人間たった1回の人生の完璧な世界と言えるのかもしれない。
『自分自身であれ!』
それは結成から4年経つ今、どこにも流されず自分達のスタイルを貫き通している彼らだからこそ言える言葉なのかもしれない。